2021年2月26日 星期五

黑川纪章 Kisho Kurokawa 。WINDOW SCAPE 2 窓と街並の系譜學「生きている」建築、再評価 菊竹・黒川ら参加「メタボリズム」半世紀


OBITUARY: Architect Kisho Kurokawa, 73

10/13/2007

The Asahi Shimbun

World famous architect Kisho Kurokawa, who was named a "Person of Cultural Merits" by the government last year, died of heart failure at a Tokyo hospital on Friday, his family said.

He was 73.

Born in Aichi Prefecture, Kurokawa studied architecture at Kyoto University and did a graduate course under celebrated architect Kenzo Tange at the University of Tokyo.

Among his most famous works is the Nakagin Capsule Tower in Tokyo's Ginza, completed in 1972.

Kurokawa also made two failed bids for political office, for Tokyo governor and for the Upper House, both this year.

He is survived by his wife, actress Ayako Wakao.(IHT/Asahi: October 13,2007)

黒川紀章 Kisho Kurokawa

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略歴

1934年愛知県生まれ
1957年京都大学卒業
1964年東京大学大学院博士課程修了
1965年高村光太郎賞受賞
1978年毎日芸術賞受賞
1986年フランス建築アカデミーゴールドメダル受賞
1988年リチャード・ノイトラ賞(米)受賞
1989年世界建築ビエンナーレ・グランプリ・ゴールドメダル受賞
     フランス芸術文化勲章受章
1990年日本建築学会賞受賞
1992年日本芸術院賞受賞
アメリカ建築家協会名誉会員、英国王立建築家協会名誉会員

Link
黒川紀章に関する本

黒川紀章建築都市設計事務所

黒川紀章 Kisho Kurokawa

 

黒川紀章建築に興味の無い方でも知っているくらい有名な建築家です。しかしながら建築学生にはきっと微妙に人気のない建築家の一人なのでは・・・っと想 像しています。建築のスタイルはとくにこれといった一貫性は無いようです。一時ガラスと鉄骨の三角錐やしゃくれあがったような庇を多用していましたが、現 在は大先生よろしく都市計画などされているようです。で、どちらかというと黒川さんの建築は建築学生、建築愛好家からはやや敬遠されがちだと思います。そ れはどうしてなんでしょう?ややわかりにくい建築だからでしょうか?派手さがないからでしょうか?うーん、結局華がないのでしょうか・・・。
福岡の福銀本店や奈良市写真美術館など結構すばらしい建築を設計しているのに・・・。さらにこの方、最近私がはまっている?メタボリズムの当初からのメン バーなのです。当時はまだ学生で一番年下の黒川さんは他のメンバー(菊竹さん、川添さんら)に箸の上げ下げまで指摘されていたとかされてないとか。.

中銀カプセルタワー

k's style さんより写真を拝借

中 銀カプセルタワー。これはかなりメタボリズムですよね。それ以外なにものでもないほど。このメタボリズムを日本語にすると新陳代謝(正確には意味合いが違 うらしいが)を意味し、その考えに基づきカプセルが取り外しできるとか(汗)ただそのためか雨漏りが切っても切れないです(笑)現在はテナントとしてまだ まだ現役で活躍中らしいです。建替えをどうするのか今ちょっともめているようですね。

建 築史家Fさんの話では黒川記章の「中銀カプセルタワーは新陳代謝できない建築なんだよ、つまりあの箱が入れ替え可能と言っていたにもかかわらず、設備配管 の事をかんがえていなかったため取り替え不能であり、コンセプトだけが先走った建築なんだよね。」とか(建築史家Fさんの情報はコギトさんより)

 

個人的には嫌いな建築家ではないのですが、なんというかすすんで建築を見に行きたくなるようなものを設計されてないような。かなり大きなプロジェクトはされているはずなんですが・・・。最近設計された国立新美術館はなかなかかっこよさそうですがどうなんでしょう・・・どこかで見たような建築のような気がしないでもないですが。

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シロトピア記念公園休憩所扇観亭奈良市写真美術館






黑 川纪章在CIAM崩溃之后,于1959年率先提出"从机械的时代到生命的时代"的划时代宣言。1960年黑川纪章作为发起人之一参加了 Metabolism(新陈代谢)小组的运动。半个世纪以来,黑川纪章坚持以"从机械的时代到生命的时代"为思想核心的建筑设计、都市规划研究、创意活 动。

黑川纪章早在1960年代提出并不断深入、拓展的Metabolism(新陈代谢)、共生、资源再利用、生态学,生态系统理念、信息学等思想、理念、课题,目前正成为全世界的热门话题。

黑川纪章建筑都市设计事务所(KKAA)是以黑川纪章为核心,集中了从家具设计到建筑设计、都市计划、园林设计等各个领域的多种专家、技术人员,辅佐黑川纪章的研究、创意活动的国际化团体。

从国际、国内的设计竞赛,到各种功能、领域的委托设计,黑川纪章建筑都市设计事务所现在已在世界近40个国家、地区留下近百件优秀作品。

黑川纪章同时常年担任社会工学研究所所长,对于经济、社会问题提出了多项研究成果。作为一位思想家,黑川纪章于2006年3月出版了第100部著作――[都市革命]

黑川纪章的著作中最为著名的是[共生的思想]。此书在全世界影响广泛,读者遍及各个领域,翻译出版了英文和德文版,并将于2007年秋出版中文版,同时于2007年初开始翻译西班牙文版。[都市革命]的中文版也订于2009年发行。

Fourteen (14) Years Ago: 2007/11/15: Eternal Farewell to Kisho Kurokawa at Aoyama Funeral Ceremony Venue. Interviews of Makiko Tanaka, et al.
壱四 (14) 年前 : 2007/11/15:東京青山葬儀場における黒川紀章のお別れ会の様子。田中真紀子氏その他のインタビューの様子もYouTube動画で見ることができる。黒川紀章の東海高等学校同期第五期卒業同窓会(東五会)の安福がとりまとめて記録しておいた詳細が分かる思い出の記録が出てきた。
黒川紀章君のお別れ会 | Clen's Records
CLEN.EXBLOG.JP
黒川紀章君のお別れ会 | Clen's Records
平成23年(2007)11月15日(木)13:00、黒川紀章君のお別れ会が東京都青山葬儀場で開催された。東五会からは、名古屋本部から伏原靖二君、加藤光哉君...




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WINDOW SCAPE 2 窓と街並の系譜學
東京工業大學 塚本由晴研究室 編 著
ISBN(13):9784845913220
定價:1345元



「生きている」建築、再評価 菊竹・黒川ら参加「メタボリズム」半世紀

2010年12月22日14時40分



ベネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館の展示=伊・ベネチア市、大西写す
菊竹清訓設計「エキスポタワー」(1970年)
黒川紀章設計「中銀カプセルタワービル」(1972年)
いま「メタボ」と聞けば、ぽってりとした腹部が思い浮かぶ。だが建築界では長く、1960年に始まる建築理論のことだった。菊竹清訓、黒川紀章の両氏ら が参加し、世界的にも知られた前衛的な運動「メタボリズム」。あれから半世紀、大きな振幅のなかで再評価の動きが続いている。
■「新陳代謝」の思想
 実寸の約2分の1というリアルな住宅模型が来場者を楽しませた。先月までイタリアで開かれていたベネチア・ビエンナーレ国際建築展では、そんな展示の日 本館が「トウキョウ・メタボライジング」をテーマに。今年2月、東京では若手建築家らによる「メタボリズム二・〇」という議論の場も開かれた。
 メタボリズムとは、生物学用語で「新陳代謝」。60年に東京で開かれた世界デザイン会議に際し、建築評論家の川添登氏、建築家の菊竹、黒川、大高正人、槇文彦の各氏、デザイナーの栄久庵憲司氏、粟津潔氏といったメンバーが、“メタボリズム宣言”を発表した。
 都市の混乱と高度消費社会の兆しを背景に、固定した建築や都市を否定し、空間や設備を取り換えながら生物のように新陳代謝する、といった考え方だ。タ ワーに交換可能なカプセルが付くイメージが有名だ。海上都市や人工土地が唱えられ、理論を反映した建築として、菊竹氏の大阪万博「エキスポタワー」や沖縄 海洋博「アクアポリス」、黒川氏の「中銀カプセルタワービル」などが実現した。
 こうした未来的イメージと、建築家の塚本由晴、西沢立衛両氏の住宅模型を見せたベネチアの日本館の展示はかなり違う。企画者の建築家・北山恒氏は、「世 界的なアイデアだが、機械部品のようには都市は更新できない。50年後の東京は、個別の土地で民主的に建て替わり、それが集まって都市になっている。生成 変化は、我々の文化の属性と考えた」と語る。「批判的継承」としての展示なのだ。
 メタボリズムに、未来的、機械的な建築・都市像を見て「楽観的な技術信仰」ととらえる傾向は根強い。実現した建築が、実際にはほとんど変化せず、エキスポタワーのように取り壊されてしまう例があることも、影響を与えていそうだ。
海外からも熱視線
 一方、海外からの視線には肯定的なものが目立つ。オランダの建築家レム・コールハース氏は、メタボリズムのメンバーへの聞き取りを重ね、本として来年出 版、日本語版も予定されている。「造形が独創的なだけでなく、現代建築が忘れがちな社会との関係性を提案している」と評価する。
 フランス建築協会のフランシス・ランベール氏も「重要なのは、都市を生き物ととらえている点。現代はモノを壊す時代ではない」と話す。持続可能性を考え る手がかりというわけだ。「海上都市などはユートピア的だったが、中東や中国を見れば、今や現実性がある」と語るフレデリック・ミゲルー・ポンピドーセン ター副館長のように、予見性に着目する人もいる。
 技術信仰なのか、持続可能な都市像なのか。当事者の菊竹氏は「最初からエコテクノロジーや再利用の問題を前提にしていた」と語る。
 来年7月から東京・森美術館で始まる「メタボリズム展」の企画者の一人、建築家の八束はじめ氏は、早くから再評価を訴えてきた。「オイルショック以後、右肩上がりの発想と見られ、国内評価が低くなったが、今後予想される地球規模の人口爆発にも対応しうる計画論だと思う」
 一方、建築評論家の五十嵐太郎氏は「社会や都市に働きかける姿勢は、今も重要。ただ、新陳代謝という発想は使い捨てにもつながるので、持続可能社会の中では読み替えが必要だ」と指摘する。
 時代や社会の写し鏡のように振幅するメタボリズムの評価。コールハース氏の著作に森美術館の展覧会、さらには八束氏の著作も重なる予定の来年、51歳のメタボリズムはさらなる解釈を生むに違いない。まさに新陳代謝を続ける、熱い存在なのだ。(編集委員・大西若人)

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