砂の彫刻でアジアの名所
鳥取砂丘、制作開始
鳥取市の鳥取砂丘に開設される「砂の美術館」で展示する作品の制作が31日、各国の砂像彫刻家8人の手で、始まった。「世界遺産・アジア編~アジアの風にのって~」がテーマで、アジア各国の歴史的建造物などを13日までに完成させ、26日から公開する。
姫路城、カンボジアの遺跡「アンコールトム」「万里の長城」など11作品31基。国際的に活躍する茶圓勝彦さん(47)(鹿児島県南さつま市)や レオナルド・ウゴリニさん(38)(イタリア)を始め、中国、シンガポール、インドから参加した8人はデザイン図を見ながら、スコップやコテなど使って砂 の塊を削り始めた。
8人は制作を前に、市役所に竹内功市長を訪問。シンガポールのタン・ジョ・ヘンさん(35)は「砂漠で作品をつくるのが夢だった」と話し、茶圓さんは「砂丘から文化の情報発信が出来るよう頑張ります」と意欲を語った。
公開は来年1月3日まで。日没後から午後9時まではライトアップされる。観覧料は一般300円、小中高生200円。
(2008年4月1日 読売新聞)
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