【動画】京都御所に鈴懸姿の山伏400人が参内=久保智祥撮影
 京都御所京都市上京区)に26日、400人を超える鈴懸(すずかけ)姿の山伏が参内した。勤行の後、本山修験宗の総本山・聖護院門跡(左京区)までを練り歩いた。
 門跡を開いた増誉(ぞうよ)大僧正の900年遠忌(おんき)記念。江戸時代に皇室から寺に入った宮門跡が奈良・大峯山へ入る際の山伏大行列は「京一日の華」と称された。
 大行列は14年ぶりで、次は修験の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)1350年遠忌の2050年ごろ。宮城泰年門主(82)は「めったにない。世の平安を祈り歩きます」。